古事記の話〜みんな神様〜

 

あー、古事記の話です。

待って!待って!閉じないで!(ページを)

前述したとおり、私はおバカに分類される人間です。

日本史も世界史もちんぷんかんぷんです。

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でも、古事記は面白いのよ。

マジで。だから、語らせてもらいます。彼らから学んだことを語らせてもらいます。

古事記との出会い

古事記というものがあることは知っていましたが、内容をちゃんと知ったのはこの本でした。↓ 

神訳 古事記

神訳 古事記

 

 すっごくわかりやすいんですよ。イラストもたくさんで、美女と美男子がわんさか出てきます。でも、そこに出てくる神達はすごい人間味があふれて、だめだめな神もたくさんいるんですよ。そこがまたいいところ。

内容的には、オオクニヌシ出雲大社を立てて、完です。

 

退位と即位から、感じたこと

時は現代に戻り、今年改元がありました。私は昭和生まれですが、昭和から平成の改元の記憶はありません(幼少期)。そして、今回は死しての退位ではなく生前退位だったため、気持ち的にも余裕があったというか、ゆっくり眺めてました。

ああ、こうやって元号が、天皇が変わっていくのかぁ~って見てました。退位から即位まで忙しくいろんな儀式があることも今年たくさん目にすることができました。

今のこの世の中でも、祝日になるんだぁって。年末年始もお盆だって働く日本人なのに、儀式の日は祝日になるし(まぁお店はやってるけど)。それほど国民にとって大きな出来事なんだなぁと感じました。

 

でも、天皇を崇拝しているかといえば、そんなことない。天皇陛下万歳か、と聞かれたらNoです。日の丸の旗を振ることもしないし、ただ有名人を見るかのようにTV中継を見ていました。

 

天皇って、何なの?

国民の象徴って、曖昧過ぎない?

ひな祭りの人形って天皇だったんだ(驚き)

もうひとつ、驚いたのはひな人形って天皇と皇后を模して作ったものなんですね(無知)。わたしは女の子なので私のひな人形ありました(我が家は男児のみなのでありませんが)。私は日本史にも弱くって、名前が似通っている歴史上の人物は見分けがつきませんのよ。歴史は大河ドラマで学んだ派です。

各家庭に大体お雛様ってありますよね?日常の中にちゃんと天皇がいる、のが日本っていう国なんだなぁと感じました(改めて)

神から人へ(無限の命から有言の命へ)

 んで、天皇って神の子孫なんですよ。神って、あれです。

太陽神のアマテラスオオミカミさんです。天照大御神ね。どの神社に行っても大体お札売ってます。うちにもあります。アマテラスオオミカミさんは太陽神で最高神なので死にません。でもね、子孫は死ぬんです(我々人間と同じように有限の命)。それはある時に罪を犯すからです(禁断の果実を食べてしまうように)。うまいことできてますよね。神なんだけど、死ぬっていう矛盾をうまくうまくかいくぐってきてます。 

大嘗宮の儀が2019年11月14日〜15日に行われました。

 んで、今の天皇が先祖の神々と共に過ごすという儀式があります。それが大嘗祭というもので、そのメインイベントが14日~15日に行われた大嘗宮の儀です。社の中で、天皇アマテラスオオミカミを含む神々にお供えをし、五穀豊穣と国民の平和を祈るのがメインの儀式だと認識しています(ほかにもあると思うけど)。

儀式だとしても、なんかすごくね?古事記日本書紀も日本史でさえ、ちんぷんかんぷんな私のような国民ってたくさんいると思うんですよ。その中で、まぁ幼少期からそういう教育を受けてきたとはいえ、神の子孫であることを受け入れ、神の子孫であることを守り、日本の象徴としてあり続けるその生き様に「尊敬」をしました。

 

自分だったらどうかと考えたときに、到底できるものでもないし、投げ出すことも許されないなんてなんて窮屈な人生なのだろうと思うんですよ。ただ、何を決めるでもなく決定権を与えられるわけでもなく、在り続けるってはいそうですかってできることではないなぁと思います。

神は身近なものである。

 話は変わって、神様を信じてる人、信じていない人どちらもいると思います。私は基本的には信じていません(信じてないんかい)。はい、信じてないんです。私が信じているのは私だけです。でも、初詣にいくし、夏に三社祭に参加するし、神社にお参りもします。参拝をすると清々しい気持ちになるしおみくじに良いことが書いてあるとうれしい。信じているか信じていないかと聞かれたら信じていないけど、生活の中にはがっつり神道がとけこんでいます(不思議)。それこそが神であり、ともに生きていく中で自分の中に宿るものが神なのだと私は考えています。

 

神社の中には何がある?

 神社の奥には何があるのか、知ってますか?見たことはないけど、宮司さんが祈りを奉げるその先には鏡があります。その鏡に自分の姿を映し、その中の自分が神に見えるまで、自分を消して消して祈りを奉げる修行をするそうです。

我々は修行はしないですが(笑)私はその鏡を自分の中に神を宿すものなのじゃないかって考えています。

「神様、お願いします。今年一年健康に過ごせますように」

「第一志望の大学に合格できますように」

「結婚できますように」

たくさんの願い事を神様に託してきましたよね。

それって、自分に対する宣言であり、未来を予約するものだとしたら?

 

神は自分自身であり、自分自身の中にあるもの。

 だから、私はひとりひとりも人間は、神なのだと思っています。

自分の願いをかなえるために、自分の願いを思考化させ、言葉として出力させ、音声もしくは視覚的に「願い」を認識させ、願いが叶うように行動させる。自分の願いによって動かされ結果叶えられる。

古事記に出てくる神々はそれぞれの得意分野で活躍します。逆を言えば専門以外は全然ダメなんすよ(素敵でしょう)

神ってきくと尊いもの、今の自分とはかけ離れた神々しい存在って思ってしまうけど、古事記に出てくる神々はめっちゃいじめる神もいるし、約束破っちゃう神もいるし、不細工だからこの姫は返すって返しちゃう神もいます(素敵でしょう?)

 私は私の神だし、あなたはあなたの神です。だから、自分の声を大事にしようぜって思うんですよ。私はどうしたいの?それは本心なの?っていつも自分に問いかけてます。

結論:みんな神だよ。

 ということで、みんな神です。八百万の神が住む国日本です。天皇最高神アマテラスオオミカミの子孫なのであれば、私だって何かの神様の子孫であってもおかしくはないでしょう?

なんの神がいいかなぁ~。古事記にはおいしいご飯を作る神も登場します。うちは料理一家なので、その神の末裔かもしれないな。

その神は、あらゆる食材を食べて嘔吐して、その嘔吐物が最高においしい料理になるっていうとんでもない神です。わたし、嘔吐恐怖症なんですけど(そのせいかしら)

 

そんな風に考えてみるのも、おもしろいですね。

 

あなたは、なんの神ですか?

 

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