家計の話6

バカでも一目でわかるようにしておく。

今日はそんなお話です。

 

前回はグルテンフリー生活と体の声が黒字家計に導いてくれたというお話をしました。

小麦粉さん、私の体の中の人、ほんとうにありがとう。

 ↓これも最近ハマりました。マクロファージさんが好きです。

 私は基本的におバカです。

予め言っておきます。私はおバカに分類される人間です。まず、小学校の掛け算でつまづき、割り算で泣き、その後算数は苦手になります(お金勘定は大好きです)。

ここでつまずいてしまうと陥るのが「こんなの勉強しても実生活で使わないじゃん」という言い訳をし、さらに勉強しなくなるというものです。最も、高校は県内最低レベルの学力の高校へ進学したのでテスト勉強などはしなくても余裕でしたが、詰込み型の勉強はしないで社会人になったクチの人間です。分数の計算も、%の求め方も、今でもあいまいです。(消費税とか本当にやめてほしい、計算面倒だから)

 

でも、お金は大好きです。

 

2018年の収支マイナスはどこから補填されたのか、わからない。

 

mixnuts.hateblo.jp

 ↑前に収支マイナス100万円がどこから補填されたのかわからない、と書きました。

わからないというよりかは、把握していないといった方が適切です。

どこかにはあったけど、補填しなきゃという意識もなくただ消えていったという感覚です。もともと貯まっていたものなのか、収入として入ってきたものなのかさえわからないお金なのです。見方を変えればよく分からないお金が100万円もあるなんてうれしいことですが、私は怖いなぁと思いました。

 

で、なぜ、把握できてなかったのかというと、

口座がいくつもあったからなんです。

生活費の引き落としがある口座、私の給料が入る口座、貯める口座、子ども費の口座等。

メインで引き落としがある口座に、現金支出以外の残りのお金を入れとくという管理方法だったのです。なので、生活費の口座に余剰がどれほどあるのか把握しずらかった。

一目でわからないと計算の苦手な私は思考停止になります。時間をかけないと理解できない案件にはとっつきづらく気軽に取り組むことができなくなります。なので…

バカでもわかるように変えた。

まず、生活費の口座に月いくらあれば足りるのか計算しました。

  • 住宅費7万円
  • 生命保険1万円
  • 水道代1万円
  • 電気代15,000円
  • クレジットカード代1万円
合計11.5万円(大目にみて12万円)
何かあったときのために翌月分も入れておく(+13万円)
月末に翌月分の経費を計算して、翌月分+13万円に口座残高がなるように入金するようにしました。
 
子ども費の口座には年間24万円児童手当が入ります。以前はこの口座には手を付けずにとっておこうとやっていましたが、そうも言ってられないので、児童手当も立派な収入として家計の収入に入れました。現在子ども費の口座からは、幼稚園の学費5000円と習い事(スイミング)の月謝が引き落とされるようになってるので、毎月13,000円ほど入れておけば十分だということが分かりました。
 
そうやって口座ごとに月々かかる金額を把握しておくようにして、残ったお金をまとめてひとつの口座に「貯金」として貯めていくことにしました。
そうして、余ったお金たちをね、ひとつの口座に集めたら45万円もあったんです(まじでびっくり)。
45万円もあんじゃん!ってわかったら、目に見えてお金があることが分かるから、もっと貯めようもっと貯めたいとモチベも上がってきて、現在80万円まで増えました。
 

おバカは単純です。

犬もおだてりゃ木に登る。バカもわかれば貯金する。です。
加えてあればあるだけ使ってしまう実体験から、先に使う分は取っておくことにしました。来年の生活費以外にかかる税金やら保険、旅行などの予算の概算をだして、その分余剰の貯金から取っておく「特別予算口座」を作りました。2020年の特別予算は110万円なので、残りの11月~12月であと30万円ほど貯めれば予算確保です。
 
 
目に見えてわかるようにしておく。
使う分を取っておく。
 
2つを見える化したことで、お金の不安は消えたし、自信に繋がりました。
 
漠然とした不安だった。
老後の話にしても、病気の話にしても、お金の話にしても
基本的にはよくわからないことが一番の不安です。その不安を解消するには自分にわかりやすい方法で理解していくことが必要です。
 
私はおバカです。難しいことはわからないけど、お金は大好きです。