パニックを乗り越える経験。
長男の話です。
彼はたまにパニックを起こします。
理由は時々ですが、
- 宿題が時間までに終わらない
- 寝たいのに眠れない
が主な理由です。
宿題が時間までに終わらない
このパニックについては、乗り越えました。
思うように進まない宿題。終わらせなきゃという気持ちと本当はやりたくない気持ちが混ざり合って、パニックになります。泣き、叫び、ものを投げ、人のせいにし、呼吸は荒くなり、しゃくりあげて、止められない。本人の意思とは無関係(無関係ではないけど、自分では管理しきれない)に起きてしまっている状態でした。こうなると私の声は聞こえていても彼の心には届いてない状態になってます。「一回落ち着こう」と言っても「落ち着けない〜〜〜!!」とパニックが増大してしまいます。これとは結構闘いましたが、宿題を「お仕事」にしてから、時間的なリズムもつかめるようになって宿題でパニックを起こすことはなくなりました。(平穏な日々です)
寝たいのに眠れない
今の長男はここに躓いてます。ほぼ、毎日「おやすみなさい」をしてから、約一時間ほど眠れない眠れないと闘っております。
長男曰く
布団に入ったら、すぐ寝たい(5秒くらいで)
んだそうです(笑)それ、無理だよ(笑)
布団に行ってから3分くらいから喋りだします。
「眠れないなぁ〜」
「はぁ〜(ため息)眠れない」
「眠れないなぁ……」
大きめの独り言を連発し、リビングに出てきます。
今日はいろんなことが重なり、パニック状態まで発展しました。パニックになると終息するまでに結構な時間がかかるので、早めに「優しいママ」登場。私も小さい頃は眠ることについて悩んでました。眠れなくなることに恐怖心を持っていて、小学校高学年まで「眠れない」と言って泣いて母を困らせていました。
乗り越える方法
年齢が上がっていけば、眠れなくても大したことないとわかるし、眠れなかったら好きなことやりゃぁいいじゃんって思えるようになりますよね。でも、小さいうちは「親が寝たら恐怖」だし、「夜暗いの恐怖」ですから、眠れないのはイコール恐怖なんだと思います。(わたしがそうだった)なので、じゃぁ、どうしたらいいか。
寝れればいいんですよね?
自分にあった寝方研究しようぜ、と提案しました。布団に入ってすぐ眠れるのが理想だけど、多くの人はそうもいかないのが現状で、それぞれに気持ちいい寝方があるんだよ。と説明しました。
私からの提案は以下。
- たくさんいろんな寝方をしてみよう。
- しっくりくる、心が落ち着く寝方探してみよう。
- ああ、眠れないかもって不安に感じたら4カウント呼吸やってみて。
4カウント呼吸とは。
4拍吸って4拍吐くを繰り返す呼吸方法。緊張などを和らげる効果があるそう。
「やってみる」と言って布団に戻った長男…。
結果、長男は無事に眠れました。
朝、どういう風にしたら眠れたのか聞いたら、
「枕の下に腕を入れて、横を向いて寝たら眠れた」
そうです。無事眠れてよかったよ。
余談
明け方、すすり泣くような声が聞こえて目が覚めた私。長男のもとに行ってみると爆睡。安心してベットに入るも、また聞こえるすすり泣く声。…もう一度確認に行っても長男爆睡。
よくよく聞いていると、夫の鼻息が「ピーピー」いっているだけでした。
ああ、母親の眠りの浅さよ。母親になると異常なまでに耳がよくなります。皆様、お気を付けください。熟睡なんてもう一生できないんじゃないかと覚悟してます。