001.週末は彼女たちのもの
1冊目は
週末は彼女たちのもの
短編のオムニバス形式の小説です。短いものでは5ページほどなので、さらっと読めました。
どこか都会的な香りのする登場人物たちが織りなす普遍的なもの。誰かを思う気持ち、親に思われる気持ち、何かを懐かしむ気持ち、抜け出したいともがくこと。いろんな人の交差点として、舞台をルミネにおいて描かれる作品だなぁと感じました。
キラキラしていて、都会的で、それでいて親しみやすい。
わたしはこういうサラッとした作品が好きです。
そのことを再認識した作品でした。